主催者の喜怒哀楽
今週末、久々のリーグ戦を主催する。
GPリーグ2ndと題した、いわゆる二番煎じの企画ではある。
しかし、今までの主要大会を経験していないチームがほとんどの為、事細かな質問も多く結構大変な作業になってしまった。
また、気楽に考えていた野鯖連合の出場が、一部で物議を醸した事は全くの計算外だった。
自分自身の未熟さもあるだろうが、主催をする事はいくつ経験を積んでも難しいのだろう。
これまで関わってきたユーザー主催大会の中でも、特に気に入っているのがOSロイヤルランブルである。
バトルロワイヤル方式を用いての勝ち抜き戦で、参加者は非常に解り難い事だっただろう。
ネタ元は知っている人も多いだろうが、アメリカンプロレスの団体”WWE”の年一特番であるロイヤルランブル。
当時チームメイトであったD氏と、日本テレビの格闘技中継をテレビ観戦しながらOSロイヤルランブルの草案が出てきた事を思い出す。
ロイヤルランブルの特徴として、「後から登場するレスラーが有利。」がある。
裏話として、OSロイヤルランブルではレガシーと筆者が所属するフラッグメント・ブルーの一部メンバーがオフィシャル要員として準備作業を進めていた。
しかし、公開組み合わせ抽選の際、公平なCGI抽選を行ったのだが、有ろうことかレガシーとフラッグメント・ブルーが各ブロックの最終出場チームになってしまった。
当時、参加したプレイヤーの中には不服を覚えた人が多数居た事だと思う。
しかしながら、結果は下馬評を覆し、レガシーとフラッグメント・ブルーは惜敗。
悔しがるチームメンバーには悪かったが、主催者の立場として内心は安堵した。
あの時、レガシーとフラッグメント・ブルーが共に勝ち上がり、決勝戦を繰り広げたりしていたら、相当つまらない企画に成り下がっていたかも・・・とさえ思えてくる。
兎にも角にも、OSロイヤルランブルは自画自賛になってしまうが、サッカーの一般的概念を一切無視した面白さがあった。
再び行いたい企画である。
本来は開発元であるDINGOや販売元が主催すればいいだけの話ではあるが、私個人の主張として「そんな主催する時間があるなら、開発を進めてくれ。」の気持ちがある。
その思念が主催する行為を駆り立てているのかもしれない。
余談だが、今回のGPリーグ2ndについて「オフィシャルニュースでの告知が無い。」との問い合わせがあった。
特に今までは、大会を企画するごとにDINGOへ協力要請していたが、GPリーグ2ndからは協力要請するつもりは無い。
これは「協力要請すると開発を妨げる事に繋がるのではないか?」と勝手ながら判断した事が要因だ。
それほどの気を使わせるまでに、オンラインストライカーの成長は遅い印象がある。
しかし、プレイヤーの成長は止まっていてはくれない。
成長を果たしたチーム、プレイヤーのフラストレーションを爆発させる場は、やはりリーグやトーナメントしか無いと思うが、その場は絶対的に少ないのが現状だ。
今現在、主催者を経験したプレイヤーは指で数えられる人数しか居ない。
DINGOを助ける意味で今後多くの主催者が名乗りをあげ、オンラインストライカーが大いに活気づく事を切に願う。
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