ここでの記述は予想、推測が多々盛り込まれている内容です。自己満足の世界ですのでもし読まれる方は何も考えず適当に読んでください。
 

 

第十一回

本流を凌駕する支流

  

  

第十回

コラムサマリー Vol.1
   

第九回

あなたを呼ぶ声は風にさらわれて

   

第八回

FOE IS DEAD ・・・ OS IS DEAD?

  

  

第七回

IGM解散で見えてくる限界点

  

  

第六回

αからの道、ωへの終わり無き道

  

  

第五回

スクウェア・エニックスを特捜せよ
 

第四回

主催者の喜怒哀楽
 

第三回

SHOW and HIDE
 

第二回

体験版を考察する
  

第一回

DINGOは呪縛の真っ只中?

DINGOは呪縛の真っ只中?

さて、最近はプレイヤーの日記が盛んなようで結構な事である。
ユーザーからの情報発信は良くも悪くも他のユーザーへの刺激となり、オンラインストライカーに対してのモチベーションの持続または活性化を繋がっているのではないだろうか。
時にはディベロッパーへの貴重な進言、提案になる事も少なくは無い。
事実、オンラインストライカーオフィシャルサイトから社内協議文章が流出した事があった。
その内容はユーザーが巨大掲示板2chやファンサイトのBBSに書き込んだ意見や要望をひとつのテキストドキュメントにまとめ、推定としてDINGOのプロダクトマネージャーに提出し、その文章一つ一つにマネージャーがレスを付けて方針、スタンスを明確にする。といったものだった。
私個人の意見として驚いた事は、社内機密文書であるべきこのテキストがオフィシャルサイトのWEBサーバーにアップロードされていた事だ。
共有フォルダ代わりとしてオフィシャルサイトのWEBサーバーを使用していたのは推測出来るが、セキュリティレベルが低い媒体であることはIT業界人であるなら分かっている筈である。
しかも公開しているディレクトリにこのテキストを入れていたのだから、流出するようにわざとアップロードしたのかも・・・とさえ思えてくる。
同じ社会人として、応援している企業として二度とこのような失態はしてもらいたくない。
と、酷評しておいてなんなのだが良い兆候もあった。
ユーザーたちが抱いている意見や要望に対してディベロッパーが反応してきちんと検討してくれている事がはっきり分かり、ユーザーがDINGOに親近感、安心感を持ったのも事実。
レスの内容が真剣かつ面白く、特に「キレテナーイ」の一言はその時のユーザー間で流行したほどだ。
ディベロッパーのヒューマニティーに少し触れる事が出来たような、そんな得をした気分になったものだ。
いずれにせよ意見や要望は双方にメリットが多く、デメリットは少ないと思うのでどんどん出すべきである。


前振りが長くなってしまったが本題へ・・・
今、現在のDINGOが置かれている状況を推測してみる。
最近ユーザーの声として最も多いのが「バージョンアップ、まだ〜?」である。
α5がリリースされて5ヶ月以上が経過しているので無理も無いと思うのだが、オンラインストライカーは既に一人の体では無くなっている。とでも言っておこう。
詳細な事はアナウンスされていないが、DINGOは某ゲームメーカー(販売元)と契約している。
よってDINGOは開発資金を手に入れる代わりに、ノルマのほか様々な制限を受ける事になる。
例えばディベロッパーがマーケティング活動を行っているとは思えないので、販売元もしくは広告代理店が行っていると仮定すると、世間のサッカーに対する関心、ライバルと思われるネットサッカーゲームの進行状況などの要素が絡まり待ったがかかっている。
または、販売元が所有しているゲームエンジンライセンスを利用して、今までのソースコードをすべて打ち直して次バージョンを製作中。
・・・と書いていて恐ろしくなってくるが、全く無い話では無い。
某ゲームメーカーとて善意で資金を提供しているのでは無くれっきとした商売、充分なバックマージンを見込んでの契約なのだから慎重には慎重を重ねているのだろう。
今や最終決定権はDINGOだけでなく某ゲームメーカーも握っていて、
DINGOは呪縛の真っ只中に居ると言っても過言では無い。
オンラインストライカーはすでに気ままな独身生活を終えて大事な家族を養う責任がある事を忘れてはいけない。
上記の様な状況もありえると踏まえた上でもう少し待ってみる事、不満+αの意見、要望を出す事、そしてなによりオンラインストライカーをプレイし続けてDINGOにエールを送る事が、より良いオンラインストライカー製品版への近道だと思う。

2003/03/28