体験版を考察する
体験版はそのゲームの持つ魅力や楽しさを”とりあえず”伝え、所有するパソコンでの動作確認も兼ねる重要なソフトウェアである。
現にオンラインストライカーのプレイヤーの間では、FPSゲーム「Battlefield
1942」の体験版で対戦してみて、その面白さや体験版以外のMAPへの関心などで、かなりの人が製品版を購入した。
体験版の出来次第で製品版の売り上げが左右される。と言っても言い過ぎでは無いだろう。
ここからは将来リリースされるであろう体験版について考察してみる。
オンラインストライカーはサッカーのカテゴリーに属する為、ヘビーなFPSゲーマーからサッカー好きのライトユーザーを取り込む広い間口を持っている。
現状から体験版を作ろうとする事は随分無理があるが、ライトユーザーを取り込む事を念頭に考えられる問題点、注意点を洗い出してみた。
○シングルプレイorマルチプレイ、どっちでPRするか |
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シングルプレイではAIプレイヤーとの試合、スキルラーンでのレベルアップが”売り"になるであろう。
しかし、オンラインストライカーの魅力はなんといってもマルチプレイだ。
シングルプレイとマルチプレイ、体験版で両方試せるのは非常にうれしい事であるが、下手すれば「体験版でもうお腹一杯」になるかもしれない。
オンラインストライカーフリークスとしては、マルチプレイモードのみの体験版で良い。と言っておく。
製品版は前後半10分ずつの試合時間になるだろうから、体験版では制限を設けて「5分間のみプレイ可能」が妥当なところだろうか。
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○体験版専用サーバーが多数必要 |
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すでにこの頃にはパソコン雑誌等の広告にオンラインストライカーの文字が躍っている筈であるから、かなりの人がオンラインストライカーの存在を知る事になるだろう。
掲載広告の規模が拡大すればするほど、臨時サーバーが多数必要になってくると思われる。
ここで体験版需要人口を見極め損ねると、「どのサーバーも満員でログイン出来ない。」状態でライトユーザー等のすぐ諦めてしまう顧客を取り逃がす事になり兼ねない。
体験版専用サーバーは多目の設置をお願いしたい。
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○体験版はログオンのやりやすさが重要 |
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現在、αテスターはインターネットエクスプローラーを立ち上げ、OSGATEにアクセスしてサーバーにログオンしている。
慣れてしまえば何てことは無い作業だが、一般的な観点で見るとかなり特殊な方法である。
更にアカウント登録を促すと、面倒と感じてしまうユーザーは倍増してしまうだろう。
この事が敷居の高さになりえる可能性が否めない。
製品版ではINFOSTATIONとの連動があるので問題無いが、体験版ではインターネットエクスプローラーを介さない更に直感的なインターフェースを採用する方が良いのではないだろうか。
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以上、3点程挙げてみた。
考えられる事はまだまだあるが、他は次の機会にする。
オンラインストライカーがβ版にも達していない状態で、体験版を語るのは無謀な事だが、将来の私たちに仲間が増えるかどうかの重要な事柄である。
製品版を買うと決めているテスターも決して他人事では無いはずだ。
製品版同様、体験版の出来にも注目したい。
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